キャッシュバッカーとは

出会い系サイトを利用するにあたって、最低限知っておきたいのが業者とキャッシュバッカーの存在です。前回の記事では業者について解説しましたが、この記事ではキャッシュバッカーについて解説してみたいと思います。

キャッシュバックとは何なのか

どこの出会い系サイトでもサイト内の交流を活発化するために、メール返信をしたりするとマイルが貯まるようになっており、そのマイルを景品や現金に換えることができるシステムを導入しています。

「キャッシュバック」という名前で一般化しているのが現状ですが、すべてのサイトでキャッシュすなわち現金に交換できるわけではありません。実際はPCMAXは景品のみ、ワクワクメールとYYCは電子マネー、現金に交換できるのはハッピーメールだけです。

マイルはサイト利用者全員、つまり男性利用者側も貯まります。

キャッシュバッカーとは何なのか

サイト側が意図していることは、あくまで女性の利用者を増やすためです。「男性と出会えるし、マイルを貯めたら景品まであげちゃうよ！」ということで女性のモチベーションを上げて男女比率を均等化しようとの目論見なのですが、このシステムの「マイルを貯める」という部分だけをせっせとがんばっている女性のことをキャッシュバッカーといいます。CBと表記されることも多いです。

キャッシュバッカーの特徴

相手がキャッシュバッカーなのかを見分けるのは、そんなに難しいことではありません。マイルは主にメールを返信したときに貰えるので、自分がもしキャッシュバッカーになったらどうやってマイルを貯めるかということを考えれば、おのずと答えが出てきます。

特に以下の3点がキャッシュバッカーの特徴です。

• メールが来たら即返信
• 時間がもったいないので、返信内容はみじかく適当に
• できるだけ長くメールできるように引っ張る、必ず返信する

このような特徴のある人に遭遇したら、早めに直メやラインに移行できるかを聞くなりして切り上げたほうがいいかもしれません。

キャッシュバッカーってたくさんいるの？

結論から言うと、おこずかいを稼ぐためだけに出会い系サイトを利用している女性はかなり少ないです。なぜならバック率が低すぎて、割に合わないからです。

当サイトで紹介しているポイント制の4サイトの、メールでのやりとりによるバック率を調べました。

• PCMAX - メール返信で約1.5円相当
• YYC - メール返信で約1.8円相当
• ワクワクメール - メール返信で約3円相当
• ハッピーメール - メール送受信で約4円相当

メール1往復で一番高いのがハッピーメールの4円相当です。10往復したとしてもたったの40円なので、これをがんばれるのはよほどの暇人くらいしかいないでしょう。実際にキャッシュバッカーっぽい行動をとる女性はたまにしかいません。ただ例外も多少あるので覚えておきましょう。

気をつけるべき例外

管理人が知っている範囲で、2つほど気をつけた方がよい例外があります。

サイトを通じての電話

ワクワクメールとハッピーメールにはサイトを通して通話をすることができる機能があります。これに関してはけっこうバック率が高い（1分で20円くらい）ので注意が必要です。といってもサイトを通じての通話は男性側にかかるポイント自体が高すぎるので利用する機会はほとんど無いでしょう。しかし、管理人も何度か女性のプロフに「サイト内の通話をしてからじゃないと会わない」というようなことが書いてあるのを見たことがあります。なのでそういう人を見かけたら関わらないようにしましょう（笑）

YYCのキャンペーン

YYCは時々、サイトの活性化を図るためにキャンペーンを実施します。このキャンペーン期間中は、メール2往復で約60相当とか、メール4往復で120円相当、などバック率が高いのでキャッシュバッカーに悪用されてもおかしくありません。

実際、管理人はこのキャンペーンを知らなかったときに、ある女性とメールをしていたのですが、少しメールをするとシカトされ、忘れた頃に何事もなかったようにまたメールを入れてくるということが繰り返しありました。

何々だろうなぁと思っていた時にこのキャンペーンのことを知って（YYCで実際に出会った女性が教えてくれたのですが）、「もしや？」と思ってメールの履歴を見返してみたらきっちり4往復で途切れているメールばかりでした（笑）あれは恐らくモノホンのキャッシュバッカーだったと思います。なのでYYCでメールが2往復、又は4往復くらいで途切れる人には気をつけましょう。

もちろん運営側は排除したがっている

サイト運営側は、マイルを貯めることだけを目的として利用している女性に目を光らせています。見極めが難しいようですが、悪質と判断した場合はアカウント削除などの対応もとっているそうです。

基本的に出会い系サイトというのは、料金を払うのは男性だけなので、男性の利用客を大事にします。その大事な男性客のお金と時間をむしゃぶりつくし、さらには長い目で見ればサイトの評価も下げてしまう可能性もあるので、キャッシュバッカーを排除したがるのは当然でしょう。

「あそこのサイトはキャッシュバッカーだらけだぞ！」なんてことがネットで広まったら、そのサイトはもう長くは運営できないでしょう。それに悪質なキャッシュバッカーを放置していたら実質サクラを雇っているのと（有料の男性利用者の視点で見たら）変わらないので、詐欺罪に問われる可能性も否定はできないと思います。

男性利用者の思いは複雑

管理人は出会い系サイトの一利用者として、こんなシステム無ければいいのにと思うことが多々あります。一言返信しかしてこない女性に対して、いちいち「こいつCBか？」と勘ぐらなきゃならないからです。なのですが、実際ワクワクメールで出会った二十歳くらいの大学生が、確かに「マイルも貯まるしどーのこーの」とか言っていた記憶があります。ということは、このシステムが若い女性などの集客に多少なりとも効果があるということだと思うので、無い方がいいのかあった方がいいのか男性利用者としては複雑な気持ちになります。